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頼む前に知っておきたい訪問歯科診療のQ&A

介護中にトラブルが頻発する場所といえば「歯」。でも歯科医院には通えない…そんな時に利用するのが訪問歯科です。どのぐらいの費用がかかるのか、利用するのに条件はあるのか、など診療に関する様々な疑問はここですっきり解決しましょう!

訪問歯科を積極的に利用していこう

寝たきり高齢者の介護でパッと想像がつくのが「食事」「入浴」「トイレ」の介助。そして、意外と忘れがちなのが「口腔ケア」です。パッと目に見える部分ではないので後回しになってしまい、虫歯が痛んだり、歯周病で歯が抜けてしまったり、入れ歯が合わなくなって食事を食べなくなってしまいます。寝たきりになって初めのころはほとんど症状がありませんが、1ヵ月ほどすると多くの方が口内の異変を訴えるといわれています。

訪問歯科とは?

訪問歯科とは、その名の通り家や介護施設まで直接来て、歯や口腔内のトラブルを解消してくれる歯医者さんのこと。寝たきりの方、身体が不自由で歯科医院まで通って治療が受けられない方が対象になります。

訪問歯科に力を入れている医院では、レントゲンや内視鏡などの機器も豊富に取り揃えているため、歯科医院とほぼ変わらない治療が出来ます。

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どうやって呼ぶの?

「ケアマネージャーさんが紹介してくれた」という理由で、紹介してもらった歯科医院にそのままお願いするケースが多いですが、歯科医院によって先生&歯科衛生士さんの知識・技術、別角度からのサポート(食事やリハビリ)の有無、いざという時に駆けつけてくれるスピードが異なります。

訪問歯科を選ぶ際は、言われるがままではなく「どんな要素が欲しいか」をしっかり考えて、選ぶようにすると後々の介護がぐんと楽になります。

訪問歯科の呼び方・選び方についてもっと詳しく>>

診療料金は?

「医師を家にわざわざ呼ぶのだから、高いんでしょう?」という認識の方も多いですが、治療は医療保険適用で1割負担ですし、訪問費用は介護保険が適用されます。実質払う額は通院する場合と比べても、400円~1,500円程度の差しか発生しません。

また、お礼や交通費なども一切必要ありませんので、安心して利用できます。

訪問歯科の診療料金についてもっと詳しく>>

どんな人が訪問してくるの?

訪問歯科で一番多いのは「歯科医1名+歯科衛生士1名」の組み合わせで、なかには「歯科医1名のみ」で行なっている歯科医院も1割程度あるようです。

また、最近では、歯科医師が高齢者医療に関する知識を持ち合わせていたり、管理栄養士や理学療法士が食事改善やリハビリのサポートをしてくれるなど、単なる歯科治療に留まらないケースも増えて来ました。

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歯科往診と訪問歯科診療の違いとは?

「往診」は患者さんの突発的な口腔内のトラブルに、緊急的に対応する一度限りの診療です。それに対して「訪問歯科診療」は、ある患者さんに対して継続的に口腔内のケアや治療にあたることを指します。一週間から二週間に一度程度のペースで、曜日や時間帯などを決めておき、スケジュールに沿って訪問診療を行います。

往診では患者さんの緊急対応にあたるのが通例ですが、訪問歯科診療では患者さんへの治療から病歴の把握、病状のヒアリングなどを行い、集めた情報をもとに今後の治療スケジュールも組み立てていきます。また、急変時には緊急的に訪問し、治療対応にあたることも可能です。往診・訪問歯科診療ともに、「自力で歯科医院に通えない患者さん」を対象としている点で共通しています。

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訪問歯科可能な距離はどれくらい?

訪問歯科診療においては、クリニックや病院のある場所から半径16kmのエリア内であれば、医師が患者さんの元に赴いて訪問診療を行うことができます。近年では介護を受ける高齢者の増加などにともなって、訪問診療を受ける患者さんのニーズが増しています。

一般的に16kmエリア内であればどこへでも訪問診療が可能ですが、一人の医師が複数の患者さんの元を回るケースも少なくないため、16km一杯に回るとは限らず、中には片道30分以内など時間によってエリアを限定するケースもあります。16kmを超えた場合は患者さんの自己負担による診療となりますが、離島や過疎化したエリアなどでは、他に医療機関がない場合において、例外的に特別往診料が適用されています。

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訪問歯科のメリットはどんなところ?

訪問歯科は、歯科医師と歯科衛生士が患者さんの自宅や介護施設に赴き、歯科治療や口腔ケアを行う診療方法です。患者さんにとってのメリットとしては、治療のたびに通院する手間がかからないこと、受診機会を逃さずに継続的に治療が受けられること、一人一人に合わせたオーダーメイドのケアが受けられることなどが挙げられ、医師や歯科衛生士に悩みを細かく相談することができます。ご高齢の患者さんや体の不自由な患者さんに対しては、誤嚥性肺炎の予防や口腔内のリハビリテーションなどを行うこともあります。自宅で受ける訪問歯科診療では、他の患者さんと顔を合わせる心配がないため、人目を気にすることなく、安心して医師に悩みを相談することができます。

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訪問歯科の流れ

訪問歯科診療の流れとしては、まず歯科医院に訪問歯科診療の申し込みを行い、訪問が可能なエリアかどうかをチェックしてから、診療日を決定します。初回の診療ではカウンセリングを中心に行い、患者さんの口腔内のチェックや既往症、アレルギーの有無などを確認します。その後治療を重ねていき、完了した後は定期的なメンテナンスや検査を行う体制へと移行します。お口の中のメンテナンスのみであれば、歯科衛生士が単独で訪問し、歯石の除去などのケアを行います。訪問歯科診療では、歯の治療やクリーニングのほか、入れ歯の手入れや歯茎の状態チェックなどを行って、患者さんごとに最適なお口のケアをアドバイス。患者さんごとに適した口内環境を目指します。

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訪問歯科を受ける際の注意点

訪問歯科診療は、歯科医院から16キロ圏内に患者さんのご自宅や介護施設があること、患者さんが自力で歯科医院に行けないことが条件となります。治療にあたってはご家族や介護者の協力が必要不可欠であり、認知症などの症状をお持ちの患者さんについては、状況に応じて治療が可能かどうかを判断していきます。自力で口腔ケアができない患者さんの場合、患部が完治した後も随時経過観察や定期検診を行い、診察を続けることが、口内環境の維持につながります。

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訪問歯科を受けられる人・受けられない人

訪問歯科は、歯科医に通院するのが困難な人のためのものです。具体的にどういった人が対象になるのか、訪問歯科を受けられない場合はあるのかといった、訪問歯科が受けられるかどうかの疑問点について詳しくご紹介していきます。

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