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食事改善・リハビリ

口腔内の不調を改善するには、義歯や虫歯治療などの医療的な要素だけでなく、食事の改善やリハビリ等、様々な方面からのアプローチが必要です。そのため、訪問歯科に力を入れている医院では、管理栄養士や理学療法士によるサポートが受けられる場合があります。

歯科から始まる、幅広い高齢者診療

在宅訪問の歯科治療を利用する人の多くは高齢者のため、一般的な歯のトラブルだけでなく、嚥下障害の改善などのノウハウも必要です。嚥下に関することは歯科の領域でもあるため、歯科医師もある程度の技術は持ち合わせていますが、リハビリの専門家である理学療法士や、食べ物に詳しい管理栄養士などが居たほうがより安心です。

医師から聞いた言葉そのものと、管理栄養士や理学療法士が居た場合の違いを見てみましょう。

「柔らかい食べ物のほうが飲み込みやすいですよ」

口腔内のことをしっかり理解している管理栄養士がいると、どれぐらいの柔らかさが最適なのか。どうすれば上手く飲み込めるのか。ということを具体的に教えてくれます。

また、下ごしらえの工夫で食べやすくなる方法なども教えてくれるため、見た目はあまり変えずに柔らかい料理を作れるようになります。

「食べやすい形状にしてあげて」

「食べやすい=小さく刻む」と考えてしまいますが、嚥下障害の場合は逆効果になる場合も。刻んだ食材は欠片が口の中に残りやすく、気管に吸い込まれてしまうと、むせたり誤嚥の原因に。

患者さんの状態を把握している管理栄養士がいれば、どんな調理法(とろみをつける、ムース状、柔らかく煮るだけでOK)が良いのかきちんと判断してもらえます。

「口を動かすリハビリも取り入れてね」

どんなリハビリが良いのかは、歯科医師も例を示してくれると思いますが、理学療法士がいるとリハビリが正しく出来ているのかをしっかり確認してもらえます。

定期的な訪問で経過を確認することもできますし、リハビリ方法が分からなくなったらすぐに問い合わせれば正しい答えが貰えます(医師は診療中等は電話に出られない事が多いので)。

管理栄養士や理学療法士がいることで幅広いサポートが受けられる

いずれも良く耳にする言葉だと思います。しかし、医師・歯科衛生士のみの在宅訪問と、管理栄養士や理学療法士がいるのとでは、患者さんとの向き合い方がかなり違いますね。

さらに、在宅訪問に力を入れている歯科医院の場合、常に管理栄養士・理学療法士が在籍しており、口腔内・嚥下に関するお悩みだけでなく、介護やリハビリに関する幅広いサポートが受けられるところもあります。また、歯科医師自身が介護の資格を持っているケースもありますよ。

歯科に限らず、幅広い分野の相談が出来る身近なクリニックとしても訪問歯科は役立っています。