訪問歯科とは?
利用方法とおすすめ歯科を紹介

訪問歯科とは、自宅で歯科診療を受けられるサービスのこと。歯科医によって通院困難と認められた方が対象となり、寝たきりの高齢者の方などが主に利用されています。「訪問してもらうから料金が高くなりそう」という不安も心配ありません。通常の保険医療と同じく医療費は1割負担なので、1回の訪問診療の料金は1,500円~2,000円程度で済みます。しかしながら、介護中のご家庭でも訪問歯科の認知度はまだまだ高くありません。このサイトでは、訪問歯科の基礎知識や歯科医選びのポイントを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

訪問歯科の選び方のポイントとは

保険診療の訪問歯科は、どのクリニックに頼んでも診察料金の差がほぼありません。では、どのようなポイントで歯科医を選ぶべきなのでしょうか?以下の3点に注目してみてください。

  • 訪問スピードが早い 訪問歯科は、介護している人が要介護の人のために呼んであげることがほとんど。痛がっている患者さんのためにも、できるだけ早く駆けつけてくれるクリニックを選びましょう。
  • 治療内容が充実 高齢者への診療が多い訪問歯科では、虫歯治療だけでなく、嚥下治療・入れ歯調整・がん検診など、専門的な治療も必要になってきます。訪問用の専門機材を持っているかも重要です。
  • 安心感がある お医者さんとは言え、訪問診療では自宅に他人を招き入れなくてはいけません。地域のかかりつけ医として実績があるクリニックなら、家族の方も信頼して受け入れることができます。

こんな時に便利!訪問歯科の利用に適しているシーン

訪問歯科診療とはご自身で歯科医院に通院することが困難な方のご自宅・病院・施設へ歯科医師・歯科衛生士が直接伺い、歯科診療をすることです。やはり助かるのは、要介護認定を受けていたり、身体的・精神的な障害があったり、歯科のない病院に入院中であったりといった方々です。こういった方々は、歯科に通院するのが困難で、歯科治療や口腔ケアがどうしても放置されてしまいがちです。例えば、足が不自由で通院が困難な方などは、歯の治療の必要性を感じても、時間も体力もお金もかかる通院にどうしても億劫になり、なかなか病院に足が向きません。中には、体の不自由な者が歯科に行って、いやな顔をされないか、断られないかといった不安を持ってしまう方もいらっしゃいます。そうして、通院した時には治療の施しようがないほど症状が進行してしまう、歯が悪いのを放置している為、食事がまともにできず、余計に体力を落としてしまうなど悪循環になっているケースが見受けられます。訪問歯科の利用はそういったシーンにぴったりです。

訪問歯科治療の活用方法

訪問歯科治療を受けるにはいくつかの決まりがあります。

1.対象者

体が不自由など、自ら近くの歯科医院まで通うことのできない正当な理由のある者に限定され、通うのが面倒、時間がないといった方は認められませんし、訪問する歯科医院から自宅や施設が半径16キロ以内にあることという決まりもあります。

2.治療

治療自体は一般の歯科医院で保険治療として行われているほとんどの治療を受けることが可能です。よくあるのは、虫歯や歯周病の治療、入れ歯の作成や調整・修理、口腔ケア、摂食嚥下障害のリハビリテーションなどです。

但し、まれにですが、訪問診療用の機材では対応しきれない場合もあります。

3.費用

治療には医療保険と介護保険の両方が適用されますので、それぞれ定められた分の自己負担金がかかります。

医療保険の点数には訪問診療料が加算されます。自己負担金は1~3割ですが、生活保護や心身障害者などは他の公費負担がある場合があります。

また、歯科医院によっては訪問の際に係る交通費を請求される場合もあります。

大体の目安で1割負担の場合、虫歯治療が1,500円~4,000円×1~5日間程度、入れ歯の作成(上下両方)で20,000円~36,000円程度、入れ歯の調整・修理で3,000円~5,000円程度といったところでしょうか?

更に、介護保険を利用した場合はケアプランとは別枠で介護保険の自己負担金(1~3割)が発生します。介護保険も1割負担として、月に350円~2,400円かかります。

訪問歯科治療を受け付けている歯科医院の探し方

訪問歯科を行っている医院はまだそれほど数多くありません。近所の歯科医院に直接電話しても断られてしまうことが多いので、自宅に訪問してもらいたい場合は、ケアマネージャーの方や、地域包括支援センターなどに問い合わせると探してくれます。

施設に訪問してもらいたい場合は、その施設の方に聞いてみるとよいでしょう。訪問歯科と提携していたり、以前に他の方が利用した医院を紹介してくれます。

また、訪問歯科診療をしていると言っても、年間1~2名しか診ておられない医院も非常に多いと言います。訪問診療で1カ月に10名以上をコンスタントに診ている歯科医院となると、非常に数が限られます。

では、訪問診療の経験豊かな歯科医院は、どうやって探すことができるのでしょうか?

ひとつはその医院に訪問診療用のポータブルユニットがあるかどうかという点です。このポータブルユニットというのは、医院と同じレベルの治療のできる機材で、これがあるということは、訪問診療の回数が多いということを表しています。

もうひとつは、診療訪問や訪問口腔ケアに来てくれる歯科衛生士がいるかどうかという点です。歯科医院といっても、歯科衛生士がいない医院はたくさんありますが、

訪問診療する医院では、治療後の訪問口腔衛生指導や口腔ケアなど歯科衛生士に頼るところが多くありますので、それがいないということは、治療後の定期的な口腔ケアが行えない、または行っていないということになります。

そういった点に注意して、是非良い医院を見つけてください。

痛みなどがなくても必要な歯医者

歯医者に行こう、行かなくてはと思うようになるのは歯や歯茎に痛みや違和感が出た時が多いでしょう。

確かに歯医者では虫歯や歯茎のトラブルなどの治療を行ってくれるのですが、たとえ歯や歯茎に痛みや違和感がなかったとしても、歯医者には定期的に行くことをおすすめします。それは歯と歯茎の健康を守るためです。

痛みや違和感が出てから歯医者を受診した場合、症状がかなり進んでいるケースが多いからです。たとえば虫歯でも進行度によって治療にかかる期間も、その後の歯の状態も大きく変わってくるのです。

虫歯は進行度を1~5の数字で進行度合いをわけています。進行度が1から2程度であれば痛みや違和感がほとんどないため、虫歯になっていることに自分で気が付かないことがほとんどでしょう。

しかし進行度が3以上になってくると虫歯がかなり進行して強い痛みなどが出てくるようになります。進行度4にまでなると神経に虫歯が達しますので、神経を抜く治療が必要になったりもするのです。

進行度がすすむにつれて治療にも時間がかかりますし、治療に伴って痛みが強く出る可能性も出てきます。さらには神経や歯を抜いたりすれば、口の中の健康状態の悪化につながるのです。歯や歯茎の異常にできるだけ早く気が付くためにも、定期的に歯科医院で診てもらうことが大切です。

高齢者の虫歯が進行しやすいのには理由がある

歳を取るにつれて、虫歯のトラブルが増えてきたと感じる人がたくさんいます。そして、それにはきちんとした理由があります。

加齢は、体の老化だけでなく、歯の老化も進行させてしまいますので、きちんとした対策が必要になります。

1.エナメル質が薄いため

そもそも虫歯とは、酸が歯を溶かしてしまうことによって生じます。

そして、歯の表面はエナメル質と呼ばれる物質によって覆われています。

若く健康な歯であれば、エナメル質は硬く、酸やばい菌が歯の奥にまで浸透することはあまりありませんので、虫歯を防ぐことが出来ます。

しかし、歳を取ることによって、徐々にこのエナメル質は薄くなってきてしまいます。

そうなることで、酸やばい菌がエナメル質を破り、歯のやわらかい部分にまで浸透し、腐食して根を張ってしまうようになるのです。

加齢によってエナメル質が薄くなる原因は、長年の歯磨きや咀嚼の癖などと言われていますので、防ぐのは難しいと言われています。

また薄くなることで虫歯の進行も早まり、気づくのが遅れると痛みや腐食が進んでしまうことも考えられますので、早期発見が重要となります。

2.歯肉が痩せてきたため

加齢による影響はエナメル質だけではありません。

歯肉が痩せてしまう、ということも、虫歯になりやすい原因の一つです。

歳を取ると、体の筋肉が衰えてきます。歯も例外ではなく、特に歯茎の筋肉が衰えて、上の歯茎は上に上がり、下の歯茎は下に下がってしまうようになります。

そうなると、隠れていた歯の根元の部分がむき出しになってしまいます。

虫歯の原因となる酸やばい菌は、特に柔らかく浸透しやすい部分を目指して根を張っていきます。

そして歯の根元は通常エナメル質に覆われていないため、とても柔らかく、攻撃されやすくなりますので、虫歯になりやすくなります。

このような歯肉の衰えも、加齢によって多くの人々が経験してしまうことです。

歯磨きの時にきちんと歯茎まで磨く、食べ物をしっかり噛んで食べるようにし、歯を強くするなどの対策があげられます。

3.入れ歯を利用する人が増えるため

また、入れ歯の利用も、虫歯になってしまう原因の一つと言われています。

齢を取ると同時に歯も抜けやすくなるため、入れ歯や差し歯を使う人々も増えてきます。

基本的に作り物の歯は虫歯になることはありません。

しかし入れ歯は毎日使用するもので、食べ物を咀嚼するのにも使用します。よって、汚れや菌がとてもつきやすいという特徴があります。

毎日しっかり洗浄と除菌を行わないと、入れ歯に菌が付着し、それを装着することで菌が健康な歯や歯茎に移ってしまい、虫歯になってしまうことは考えられます。

入れ歯を使用しているからといって安心せずに、毎日のお手入れをしっかり行うことが重要です。

つけ置きしておくだけで洗浄、除菌が出来るセットなどがありますので、工夫して徹底管理しましょう。

4.唾液の分泌量が減るため

唾液の分泌量は、虫歯に大きく関わってくる事象です。

唾液は、口の中にたまっているばい菌や食べ物のカスなどを洗い流す大切な役割を担っています。

また歯の乾燥を防ぎ、ばい菌の付着を防ぐという効果や、虫歯の原因である酸を中和させる働きもあるので、大切な存在であると言えます。

そのため、唾液の分泌量が減ってしまうと、歯や口が渇きやすくなってしまい、虫歯になりやすくなるのです。

そして、加齢とともに唾液の分泌量は減っていく傾向にあります。

加齢によって体全体の代謝が悪くなることや、分泌させるための神経が衰えることが原因です。

水分補給を心がけることや、しっかりと咀嚼して食べ物を食べる事、マウスウォッシュなどを使用し、歯や口の渇きを極力抑えるようにすることが大切です。

虫歯が原因でかかりうる病気とは?

高齢者の虫歯は、実は深刻な病気を引き起こしてしまう原因になることがあります。

しかし、なかなか歯医者へいけないという人が多いのも事実です。深刻な病気を予防するためにも、訪問歯科などを利用して積極的に治療を行いましょう。

動脈硬化

動脈硬化とは、動脈の壁が厚くなり、しなやかさが失われることで血液の循環がうまくいかなくなってしまう病気です。

血液がきちんと体に行き渡らないと、臓器や組織がうまく機能しなくなり、壊死を招いてしまうことがあります。

また、心臓にも大きな負担がかかり、心筋梗塞などを招き死亡してしまう確率が高まる恐ろしい病気です。

通常は、寝不足や運動不足、バランスの悪い食生活などが原因で引き起こるものとされていましたが、実は虫歯も動脈硬化の原因となることがあります。

虫歯になることで、動脈硬化を誘導する物質が分泌され、血管内に沈着してしまい、血管が細くなってしまいます。

それによって、動脈硬化が引き起こることがあるのです。

糖尿病

糖尿病とは、血糖値の急激な上昇によって体の抵抗力などが弱まり、様々な合併症を引き起こしてしまう病気です。

糖尿病の主な原因は、糖質の摂り過ぎ、不規則な食生活、暴飲暴食、運動不足などが原因です。

これらが原因で血糖値が正常より高くなり、余分なブドウ糖が尿へと流れ出てしまう病気です。

悪化すると腎臓病を引き起こし、一生透析を行わなくてはならない体になってしまうこともります。

糖尿病は、自覚症状がほとんどない特徴があるので、気づかず放置してしまう人が多い病気です。

日々の生活習慣を見直すことで予防することが出来ますが、糖尿病患者は抵抗力が弱く、虫歯になりやすいという特徴もあります。

また、逆に虫歯を放置していると、増加したばい菌が血糖値の低下を下げるインスリンの働きを邪魔することが分かっており、糖尿病を引き起こしやすいとも言われています。

糖尿病と虫歯は、密接に関係しているのです。

肺炎

虫歯の治療を放置していると、ばい菌が肺にまで広がることがあります。

肺に到達したばい菌は増殖し、肺炎を引き起こしてしまうことがあります。

特に、ドライマウスと呼ばれる症状に注意する必要があります。

ドライマウスとは、唾液の分泌が減ることによって口が渇き、口臭や虫歯などのトラブルを引き起こしてしまう症状です。

ドライマウスによって引き起こされるばい菌は、肺に行き渡りやすいという特徴があるので、特に注意が必要です。

肺炎にかかると、呼吸がしづらくなり、酸素が体に十分行き渡らなくなり呼吸困難を引き起こします。

特に高齢者は、肺炎にかかると重症化する傾向にあるため、ドライマウスには十分な注意が必要です。

アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症は脳の病気の一種です。

脳の細胞の一部が破壊され、思考力、記憶力などが著しく低下してしまう病気です。

ものをどこに置いたか思い出せない、何度も同じことを繰り返し話す、などが、初期の主な症状として現れます。

一度症状が出てしまうと、完治することは難しく、進行を食い止める治療が一般的になります。

脳の一部が破壊されてしまう原因ははっきり分かっておらず、加齢が主な原因と言われていましたが、最近になって虫歯が原因となっている場合がある、という研究が発表されました。

認知症の症状は、脳の微量な出血が原因とされており、この出血は虫歯菌の一種を保有する人に多く見られるということが研究によって分かったのです。

歯を大切にすることで、アルツハイマー型認知症の予防が出来る、ということが言えます。

脳血管性認知症

脳血管性認知症とは、脳梗塞やくも膜下出血など脳の病気が原因によって血管が詰まり、脳細胞に栄養や酸素がきちんと行き渡らなくなる病気です。

アルツハイマー型認知症と併発して起こることが多く、症状も良く似ています。

脳血管性認知症の主な原因は、動脈硬化です。

動脈硬化は虫歯が原因となることがあるため、脳血管性認知症とも密接な関係にあります。

このように、高齢者の虫歯は様々な病気を引き起こします。

歯に違和感を覚えた場合などはすぐに歯科に行くか、訪問歯科などを利用して治療を行うことが大切です。

それと同時に、日々の歯磨きや口臭ケアなど徹底することも大切です。

加齢とともに様々な体の力は弱まっていきますので、日々注意を怠らないようにしましょう。

口腔ケアをおこなうことで体全体を守る!

たかが口の中と軽く受け止めている方も多いのですが、最近の研究で口腔内の健康が体の健康にも大きく影響を及ぼすことがわかってきています。

歯茎のトラブルである歯周病が、さまざまな病気を引き起こす原因になり得ることが、研究の結果わかっています。血管が硬くなることで血液の通り道が狭くなる、ふさがる動脈硬化や脳の血管がつまる脳梗塞、糖尿病などの病気は歯周病と深い関係があると言われているのです。

さらには口の中の健康が生きる意欲に大きく影響を与えることもわかっています。歯や歯茎にトラブルが出てくると食べ物や飲み物を食べることが難しくなってきます。食べることで得られる喜びも得られなくなってきてしまいますので、それが生きる意欲低下につながってしまうのです。

食べ物から十分栄養が取れなくなってしまいますので、栄養が十分に摂れなくなるだけでなくエネルギー不足や、やる気不足なども起こりやすくなるでしょう。また食事量が減ってしまうと、内臓機能も低下してしまい体の機能全体の低下がみられるようになってきて、身体機能が大きく低下してしまうようにもなります。

食べなくなることで唾液の分泌量も減少してきます。唾液には強い殺菌力がありますので、その分泌量が減少してしまうと口内で細菌や雑菌が繁殖しやすくなるからです。その結果虫歯や歯周病のリスクも高くなってしまいますし、口臭も発生しやすくなるのです。

口内の健康を維持するためには、セルフケアも大切ですが歯科医師によるプロのケアも併せて必要です。

訪問歯科を申し込む流れを知っておこう

歯医者に診てもらいたくても、身体的な理由などで歯科医院を受診するのが難しいという方も少なくありません。高齢化に伴って歯科医院の受診が困難な高齢者が増えていることから、訪問歯科サービスを始める歯科医院が増加傾向にあります。

自分で口の中の健康状態を確認することは難しいでしょう。歯科医院を長らく受診していないと、口腔内の健康状態が悪化して治療が必要となる確率が高くなります。そこで訪問歯科サービスを利用することで口腔ケアを受けられるようになるのです。

自宅で治療を受けるのは患者さんにとってもさまざまなメリットがあります。歯科医院まで出向く必要がないのはもちろんですが、たとえば入れ歯を作ったときでも、歯科医が直接食生活の場面に立ち会うことができますので通院で診てもらうよりもきめ細かい調整が可能になります。依頼すれば定期的に訪問してもらうことも可能になっていますので、訪問歯科の申し込みや検診、治療の流れなどについて理解しておきましょう。

ステップ1:申込

訪問歯科サービスを受けるときはまずは申し込みが必要になります。訪問歯科サービスを行っている歯科医院はインターネットでも調べられますし、介護施設などからも紹介してもらえると思います。

治療を希望する本人が自分で申込みできる場合は自分で、それが難しい場合はその家族や介護士や看護師といった介護従事者の方が診療を希望する歯科医院に直接連絡を入れます。

申し込みを行うときは、申込者の方が簡単で構わないので現在の患者さんの口腔内の状態と検診か治療のどちらを希望するのかを、伝えられるようにしておきます。歯科医院から訪問が可能な日を伝えてきますので、日程を調整して予約を取ります。後から歯科医院のほうから連絡がくることもありますので、連絡先を必ず伝えるようにしておきましょう。

ステップ2:検診

訪問歯科治療では、まずは患者さんの歯や歯茎の状態を確認するために検診から始まります。特に訪問歯科治療が初めてという患者さんは、長らく歯科医院を受診していない可能性が高いですから念入りに口の中の状態を調べます。

通院で歯科医院を受診するのと同じように、専用の器具を用いて口の中の状態をチェックしていきます。高齢者の場合唾液の分泌量が少なくなっていることが多いですから、検診前に保湿剤を用いて口の中を保湿してから検診を始めるようにしています。

検診で虫歯や歯茎のトラブルが見つかった場合は、治療が必要になるでしょう。検診で特にこれといった異常やトラブルが見つからなかったときは、口の中を清掃してもらえます。仕上げに保湿を行って検診は終了となります。

ステップ3:説明と相談

訪問歯科サービスでは歯医者さんが直接患者さんの家を訪問して、歯は歯茎の健康状態をチェックしてくれるサービスです。最初は検診で口の中の健康状態をチェックするのですが、その場で虫歯や歯周病などのトラブルが見つかることも少なくありません。

しかし歯は歯茎に治療が必要となった場合は、その場ですぐに治療をせずに、患者さんやその家族、介護従事者に口腔内の状態と今後の治療方針に関しての相談が行われます。

患者さんの健康状態も考慮して適切な治療法を歯科医師が提案して、患者さんの家族や介護者も説明をききながら一緒に治療計画を立てていくのです。治療の際には訪問診療の機材を持っていきますので、訪問歯科でも適切な治療が受けられるようになっています。

ステップ4:治療開始

歯科医院ではレントゲンや歯の治療を行うための専用器具などが揃っていますが、訪問歯科となると歯科医院で受けるのと同じような治療が受けられるのかと考えてしまうでしょう。訪問歯科サービスでは訪問歯科専用の持ち運び可能なレントゲンや器具がありますので、歯科医院で受けるのとほぼ同じ治療が受けられるようになっています。

治療には歯科医師と歯科衛生士、デンタルサポートなど歯科医師とスタッフのチームで訪問歯科治療を行いますので、サポート体制も整っておりで安心して治療が受けられるでしょう。

治療は最初に作成した治療計画に基づいて進められていきますが、患者さんの健康状態や口腔内の状態に応じて計画の内容やスケジュールが変わることもあります。

ステップ5:定期訪問

歯や歯茎のトラブルが見つからなくても、歯や歯茎の治療が終了してもしばらくたつと歯や歯茎にトラブルが起こることがあります。それらのトラブルや異常を早めに見つけるためにも、定期的に歯科医師から診てもらうことが重要になってきます。

訪問歯科サービスでは定期検診が利用できます。定期検診を受けることによって、虫歯や歯茎の病気にも早い段階で発見できますので、口腔内の健康状態を良好に保つ効果が期待できるようになるのです。

また併せて口の中の清掃を行ってもらうことで、普段の歯磨きでは落とし切れない歯垢や歯石も取ってもらうことができます。歯垢や歯石は歯や歯茎のトラブルを起こす原因になりますので、定期的なクリーニングが必要です。

歯科医院の検索はインターネットがおすすめ

ひと昔前なら、歯科医院を探すのは大変でした。ご近所さんに聞いて評判を確かめたり、電話帳を調べたり、といったことが必要でした。しかし、今現在、そういったことを調べるのは、インターネットが適役です。

インターネットでご自分の住んでいる市町村名と「歯医者」と入力すれば、余程、地方や離島などにお住まいでない限り、何軒かの歯医者さんがヒットすることでしょう。歯科診療所の数は全国で6万件以上あり、コンビニの数よりも多いのです。

但し、歯科医師のインターネット検索では、ただ歯科医師を探すだけでなく、歯科医院の検索サイトを利用すると、もっと細かく、自分に必要な項目から検索をかけることができ、非常に便利です。

例えば、診療時間ごとに深夜や土日に空いている歯科医院なども検索できますし、矯正歯科、小児歯科、訪問歯科などの得意な分野ごとの検索もできますし、インプラントやホワイトニングなど特別な治療や、

美容歯科、治療技術などからも検索をかけることができるのです。また、歯科医院の口コミ検索や、よくある症状ごとのQ&A、チャットなどで質問やセカンドオピニオンを聞くこともできるのです。歯科医院の検索には便利なインターネットを是非お使いください。

歯科治療だけでなくリハビリに対応している歯科医院もある!

歯科医院の中には歯科治療だけでなく、訪問歯科治療から派生して、訪問リハビリテーションまで行うところもあります。

訪問リハビリテーションとは、要介護者が受けられる介護サービスで、通院が困難な利用者を対象に心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を支援するために、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などが自宅を訪問し、主治医の指示に基づいて、

それらの必要なリハビリテーションを行うものを言います。

歯科医院の中には、介護保険による居宅療養管理指導や訪問リハビリテーションの事業所に指定され、単なる訪問歯科診療や口腔ケアだけでなくトータルで患者のケアをすることを目指し、このような事業に取り組んでいる所があります。

このような事業所では、現在注目されている口腔リハビリといったことも行われていることが多いです。

高齢になって、口の機能も使わないと、すぐに低下してしまい、更に脳卒中や痴ほう症などがきっかけで、昨日も使わなくなると、だんだん自分の口で食べたり、話したりすることもできなくなってしまいます。

こういった一旦、低下した口の機能を回復したり、これ以上の低下を防いだりすることを目的にした治療が口腔リハビリです。

これからは、このようなリハビリ対応の歯科医院にも要注目です。

毎回同じ歯科医師に診てもらうことが大切

歯科治療では、毎回異なる歯科医院を受診するのではなく、同じ歯科医院を定期的に受診すれば、口の中の小さな変化にも気付いてもらえますので、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療に繋がったり、

長い付き合いの中で、患者の症状や治療履歴、持病や体質を把握していることにより、より的確な治療に結びつけてもらいやすくなります。訪問歯科診療にも応じてくれるかも知れません。

そこで、かかりつけ歯科医を選ぶポイントをご紹介します。

1.通院しやすい場所にある

かかりつけ歯科医は定期的によく通いますので、自宅や職場の近くなど無理なく通える範囲にあることがおすすめです。

2.治療法についてきちんと説明してくれる

いきなり治療を始めるのでなく、どのような治療をどのくらいの期間行うのか、料金や治療法など、デメリットやリスクも含めてきちんと説明してくれる歯科医が良いでしょう。また、質問や相談に快く応じてくれるかどうかもポイントです。

3.必要に応じて適切な医療機関を紹介してくれる

より専門的な検査や治療が必要な場合、口の中以外に原因が考えられる場合など、別の歯科や診療科を紹介してくれるかどうかもポイントです。

4.予防のための指導やアドバイスをしてくれる

治療だけでなく、ブラッシングや生活習慣に対するアドバイスをしてくれるなど、虫歯や歯周病の予防にも力を入れている歯科医が良いでしょう。

高齢者の多くが後悔していること「1位は歯」

年を重ねると、「もっと遊んでいれば」と思うことも「勉強していれば」などさまざまな後悔が出てきますが、高齢者が後悔している中でも多い意見では「歯を大切にしておけばよかった」という点です。

歯の治療は、削るまたは抜くことになります。ケガは薬を塗ったり放置したりしていても治ることが多いですが、歯は元に戻ることはありません。歯は永久歯が抜けてしまうと、ブリッジや入れ歯など人工の歯を利用することとなります。歯は食べることに使うだけでなく、脳への血の循環や耳や目など人間のさまざまな部位に関わりがあります。

歯の病気は虫歯だけではなく、歯周病の人はインフルエンザにもかかりやすいといわれています。口や歯の状態が悪いと、食事からの栄養も十分に吸収することができません。口の中の健康=身体の健康にも繋がっています。

毎日歯を磨いているから安心ということではありません。口の中には細菌が500種類以上いて、毎日歯を2回以上磨いていても、健康を保つことは難しく、日々のセルフケアだけでなく定期的に歯医者でのメンテナンスも含めて必要になります。

高齢者が口腔ケアを行うことで得られる効果を調べてみよう

口の中が汚れていると虫歯や歯周病のリスクがあがるだけでなく、菌の繁殖を促し感染症や肺炎にかかりやすくなります。

若い人は感染症や肺炎にかかっても免疫力があるため改善する可能性が高いですが、高齢者は免疫力が低い人も多く、命に関わることもあります。

歯は20本以上残っていると、入れ歯ではなく自分の歯で噛むことができ、脳に酸素を贈ったり中枢神経が活発となったりして認知症の予防に大変役立ちます。

加齢と共に歯科医へ行くことが困難な場合には、訪問歯科を活用し歯を積極的に使う環境を整えていきましょう。

唾液の分泌量を効果的に増やすことができる

唾液は加齢とともに量が減っていき、口の中は乾きやすくなり細菌が増えてしまうため、口臭や歯周病に繋がってしまいます。

口内環境の悪化は、健康にも影響してしまうため効果的に唾液の量をアップしていきます。食事はしっかり噛んで食べると唾液腺という唾液を分泌する腺が刺激されて分泌量がアップします。

柔らかい食べ物ではなく、繊維が豊富に含まれている野菜を食べると噛む回数が増えるため唾液の分泌量がアップしますし、ガムもしっかり噛むことができるためおすすめです。

特にキシリトールなどの糖アルコールが利用されているガムを選びましょう。糖アルコールは甘さがありますが、虫歯の原因にはなりません。

舌を出したり、引っ込めたりすると唾液腺が刺激され分泌量がアップします。

鼻の下や顎まで舌を近づけるように動かしたり、左右に動かす運動をして唾液を出すトレーニングを行ったり、歯磨き後や寝る前などはコップ一杯の水を飲んで乾燥を防ぎましょう。

食中毒などを引き起こす感染症の予防ができる

細菌やウィルスは食中毒の原因となりますが、温度や湿度などの条件が揃うと1年中気をつける必要があります。

特に湿度・気温ともに上がる梅雨~夏には食中毒が発生しやすく、より気をつける必要があります。人間の口の中にも、数多くの細菌がいますが、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌も存在しています。

プラークには細菌がつきやすいため、プラークが増加すると黄色ブドウ球菌も増えて食中毒を引き起こしやすくなります。食中毒のリスクを減らすためにも口腔ケアは重要です。

人間の口や鼻には粘液によってウィルスなどの進入を防いでいますが、冬には粘膜も乾燥してしまいウィルスなどが侵入しやすくなります。口腔ケアを怠ると、口の中には細菌を作る酵素が発生しやすくなり粘膜を壊して、ウィルスがより侵入しやすくなります。

口腔ケアの怠りからプラークや舌苔などで劣悪な環境になっていると粘膜を酵素が増殖します。口の中は清潔にしておくと感染症を防ぐことができます。

口腔内が健康になれば認知症予防にもなる

食べるときには物を噛んで飲み込みますが、噛む行為が脳に刺激を与えます。噛んだときの刺激が歯根膜から脳に伝わって、記憶や思考、感覚や運動と脳の活動が活発になります。

歯の残り本数が少なくなるにつれて認知症の疑いがある人の率がアップします。本数が少ないほど海馬や前頭葉の容量が少なくなっています。海馬は記憶や学習能力に関わり、前頭葉は意思や思考の機能に関わります。

歯の本数が少ないほど脳への影響が減ってしまします。歯の本数は揃っていても、しっかり噛まないと脳の刺激が減ってしまいます。意識してしっかり噛んでいきましょう。

アルツハイマー認知症の原因のひとつとしてアミロイドβタンパク質という物質がありますが、咀嚼をしないことによってアミロイドβタンパク質の沈着し、老人斑が大量発生させてしまいます。

アルツハイマー病にかかっている患者の脳には老人斑が大量に沈着して神経細胞を急速に滅してしまいます。さらには、記憶や学習能力に関わる細胞が少なくなってしまいます。

よく噛むことによって中枢神経が刺激されアルツハイマー型認知症のリスクを下げることが期待することができます。

歯を強くする効果が期待できる食べ物リスト

歯を強くする効果は、お母さんのお腹にいるうちからの栄養状態が重要です。妊娠4ヶ月~生後1年ほどが子供の歯には重要になってきます。お腹にいる間には、ひじきやチーズなどのカルシウム、お米や牛肉などのリン、豚肉やレバーなどのビタミンAを摂取しましょう。

他にも魚や卵などのたんぱく質、ホウレンソウやみかんなどのビタミンC、バターや卵黄などから摂取できるビタミンDを意識的に食事に取り入れていきましょう。

ビタミンCたっぷりの柑橘類

ホウレンソウやみかんなどのビタミンCは象牙質の土台を作ります。口腔ケアは見えている部分だけではありません。

歯を支えている土台は重要な役割を持っています。虫歯によって歯を失ったときには、人工の歯を入れていきますが歯だけではなく土台も作ります。

人工の歯を長持ちされるために土台作りが重要なポイントとなります。歯の土台作りは建物の基礎工事と似たイメージです。基礎工事がしっかり行われないと上にのる建物が倒れてしまう可能性があります。

歯も同じことがいえて、土台がしっかりしていないと人工の歯が傾き抜けてしまう可能性が出てしまいます。象牙質の土台を作るために必要な成分がビタミンCです。

ビタミンCは野菜にも含まれていますが、水に溶けやすく熱にも弱いというデメリットがあるため生で食べると効率よく摂取することができます。そのまま食べることができるミカンなどの柑橘類で、手軽に効率よくビタミンCを摂取することができます。

ミカンには、ビタミンAやEなどの栄養素が含まれていますし、口腔ケアだけではなく、風邪予防にも役立ちます。ビタミンCには風邪のウィルスの侵入を防ぎ、杉の花粉やほこりなどのアレルギー反応を和らげる効果もあります。

カルシウムを多く含む乳製品

強くて健康な歯を目指すためには、カルシウムを多く含む乳製品を摂っていきましょう。歯は内側の神経、象牙質、エナメル質の3層構造でできています。象牙質とエナメル質には多くのカルシウムが含まれています。

カルシウムは歯の主成分ですが、虫歯によってエナメル質に傷ついてしまってもカルシウムが自然治癒してくれる働きがあります。傷ついてしまっても、初期段階であればエナメル質の再生も期待することが可能です。

カルシウムは小魚や乳製品に含まれていますが、手軽に毎日摂取することができるお手軽でおすすめの製品は牛乳です。200mlほどコップ一杯の牛乳で、歯に必要なカルシウムは十分摂取することができます。朝コップ一杯の牛乳を飲む習慣を身につけましょう。

牛乳だけでなく、歯磨きは重要です。食後の歯磨きは虫歯菌を減らしてくれます。食後すぐには歯磨きをして、プラークの餌になってしまう食べかすを取り除くようにしましょう。カルシウムは人間の唾液にも含まれています。

口腔環境が悪く唾液が出にくいドライマウスの場合には、エナメル質の補修に役立つカルシウムを得ることができないため注意しましょう。食事には硬いものを食べたり、ガムを食べたりと唾液を出せる環境を整えたり、水分をとってドライマウスを防ぎましょう。

ビタミンDを摂取できるきのこ類

ビタミンDは骨や血液にカルシウムを運んで沈着する働きがあります。カルシウムを積極的に摂取しても、沈着させないと体外に排出されてしまいます。

また、ビタミンDが不足すると、カルシウムの働きも低下してしまいます。血中のカルシウムの量を一定に保ち、丈夫な歯や骨を作るためには、カルシウムとビタミンDをセットで摂取しましょう。

ビタミンDはきのこ類や魚類など摂取できる食品は限られているため、普段の食事で摂取することが少ない場合にはビタミンDが不足している可能性があります。

きのこ類を普段の食事として摂りいれたいときには、太陽の光で乾燥された干しシイタケやマイタケに多く含まれているのでおすすめです。ビタミンDは、加熱しても栄養が失うことは少なく、油と一緒に摂取すると効率よく取り入れることができます。

油を使って炒めたり、サラダに取り入れたりしてドレッシングの油を利用してみましょう。ビタミンDは普段の食事で取り過ぎてしまうということはほとんどありません。

ただし、尿として排出されにくいため、普段の食事でしっかりと摂りながら、サプリメントも併用している場合には、気をつけましょう。カルシウムの摂りすぎは高カルシウム血症や腎障害などの病に繋がってしまいます。

今からでも遅くない!歯の寿命を延ばす習慣づけ

自分の歯を残すためには、日頃のケアが重要です。虫歯だけでなく歯周病を防ぐためには、プラークを取り除くことが重要なポイントとなります。プラークは細菌の塊です。プラークをケアせずにそのままにしていると、虫歯や歯周病になってしまい歯の寿命が短くなってしまいます。

自分でできるケアは歯磨きですが、歯磨きしにくい奥歯や前歯はプラークが溜まりやすいので定期的に歯医者で取り除いてもらいましょう。噛み合わせが悪いと、歯に衝撃を与えて寿命を短くし、噛み合わせも自分で治すことはできません。

歯医者で治療をすると寿命が延びるだけでなく、顎関節症などの病気も予防することができるので、虫歯でなくてもぜひ治療を検討しましょう。糖分や酸性が強い食べ物は歯の表面にあるエナメル質がとけてしまうので、食生活の見直しをしてみましょう。

炭酸飲料や柑橘類などばかり食べているというときには注意が必要です。まったく食べないということではなく、バランスよく食べていきましょう。

まずは基本となる歯の磨き方をマスターしよう

毎日歯磨きをしていても、実は正しいブラッシングができていない人がほとんどです。

  • プラークを落とすためにも、ブラシを歯の表面にしっかり当てましょう

    歯といっても、薄くて先端が鋭い前歯や太く先が尖った犬歯、平らな奥歯など形がいろいろあります。形が違うのに同じように磨いていては十分に磨くことができず、洗い残しがある歯が出てしまいます。形にあった磨きかたができるよう丁寧に磨いていきましょう。

  • ブラシは小刻みに動かしましょう

    歯ブラシは磨くのではなく、小刻みに動かして振動でプラークを落としていくイメージで行いましょう。

  • 力を入れずに磨きましょう

    歯は力いっぱい磨く必要はありません。力を入れ過ぎると歯の接触面が少なくなって汚れを落とすことができません。歯磨きができていないと、歯がなくなってしまいます。歯が失われる原因は虫歯よりも歯周病が原因です。正しく歯磨きができていれば歯周病を予防することができます。

安い歯ブラシでも細目に交換すれば大丈夫!

歯ブラシはドラッグストアや歯科医院で購入することができますが、ドラッグストアでできる限り安く購入したいというときには、購入ポイントがあります。

  • ヘッドは大きめよりも、小さめを選びましょう。

    大きめは一度に広範囲磨くことができますが、細かな部分には入りづらいため磨き残しが出てしまいます。小さなヘッドは、奥歯などの狭い部分まで磨くことができます。

  • ヘッドの形は台形がおすすめ

    一般的な形は長方形ですが、最近は台形や円形のヘッドがあります。台形は奥歯を磨くのが便利ですし、円形は入れ歯やブリッジのお手入れにおすすめです。

  • 毛先タイプ

    磨きが上手でないという場合には、山型カットがおすすめです。歯と歯の間や溝の凹み部分にフィットしやすくプラークを落としやすくなります。一本の歯ブラシで異なる毛の長さがあるタイプは磨いているときに毛先同士が邪魔しないため、歯磨き効率がアップします。毛は1本1本が細目で毛先が柔らかいものは、歯周病予防をすることができます。

歯を支える土台「歯茎」のケアも大切

歯は虫歯に注意するだけではケアは不十分です。歯茎のケアをしないと最悪は歯が抜けてしまうということに陥ります。歯茎のケアを行わないと、歯と歯茎の間にある歯周ポケットが深くなって歯周病が進んでしまいます。歯周病が進むと歯茎や歯を支える骨も痩せてきて、歯を支えられなくなり歯が抜けてしまいます。

歯周病の初期症状は、歯磨きで軽く刺激しても出血してしまいますし、症状が重くなると出血量が増え、膿が出ることもあります。歯周ポケットの深みは、歯周ポケットに発生している細菌が食べ物などを分解するときに口臭の原因となる化合物を発生させてしまいますし、プラークにある菌が歯肉に炎症を発生させて膿が出て臭いを発生させます。

歯茎のケアは歯が抜け落ちるだけでなく、細菌が血流を利用して全身に巡って歯周病菌が心臓や肺へ流れ込んでしまいます。歯周病は対処せずにそのままにしていると、糖尿病の心疾患、肺炎などリスクがアップします。歯茎のケアは口腔内のトラブルだけでなく、身体にも大きく影響を受けることもあるため注意が必要です。

自分の歯で食べられることは「幸せ」の証

食事を美味しく食べるためには、口腔内の状態が関わっています。食事が美味しいという気持ちの発生だけでなく、食べることは身体に必要な栄養を摂取して健康に過ごすためには大切なことです。

年齢を重ねても健康でいるためには、80歳で20本以上の歯を残していることが大切になってきます。20本以上の歯を残すことによって、食べ物を自分の歯で食べて、味をしっかり実感することができ、食べることに幸せを感じることができます。入れ歯と違ってしっかり噛むと必要な唾液を出すことができガン予防に繋げることができます。

噛むことによってボケ防止や改善に繋げることができますし、噛むことは全身筋肉や骨格に良い効果がうまれます。よく噛むと、精神状態や胃腸は良い状態を保つことができ、免疫機能をアップすることも可能です。20本保つためには、若いうちから虫歯だけでなく歯周病にならないようにセルフケアとして正しいブラッシングを行い、できてしまったら早めに治療していきましょう。

定期的に歯科検診を行うことによって、歯の健康を保つことができ虫歯ができてしまっても早期発見が可能で、治療も早めにスタートさせることできます。

足腰の弱い方、寝たきりの方は訪問歯科がおすすめ

足腰の弱いかたや寝たきりで、歯科検診は難しいとケアを諦めてはいけません。最近の歯科医院では訪問歯科で歯や歯茎の状態を改善していくことができます。訪問歯科は寝たきりのかたや通院が困難なかたの自宅や介護施設に歯科医師や衛生士、助手などがチームとなって伺って、適切な歯科治療を行っていきます。

歯科医院に行くことが困難な人は、入れ歯が合わないせいで食事を満足にとれない場合や、痛みがあるのに我慢していたり、食べたときにむせてしまったり、口臭がひどくなったりというような症状が出ることが多く、日常生活に苦痛を感じていることも少なくありません。

年配のかたの死因として多い誤嚥性肺炎は、口腔内のばい菌と飲みこむ力が低下しているために起きる症状です。訪問歯科で定期的にケアしていくと、誤嚥性肺炎の予防をすることもできますし、口の中の細菌を減らすと肺炎や風邪などの予防に繋げることができます。歯や歯茎の状態を改善すると食べることが楽しくなり、生活の質も改善することができます。

訪問歯科でも保険が適用できる

歯科治療に関わるチームが自宅や介護施設に訪れてくれるため費用が気になりますが、訪問歯科では保険が適用されるため費用を抑えることができます。健康保険の適用は、訪問診療料や虫歯の治療、抜歯など治療部分で1~3割負担です。

口腔ケアや指導は適用される保険が異なります。介護老人福祉保健や介護老人保健施設などは健康保険が適用となり、患者さんの住まいが戸建住宅や集合住宅、有料法人ホームなどは介護保険が適用されます。

城東エリアのおすすめ訪問歯科クリニック

訪問歯科には、『クリニックがある住所から半径16km以内までしか診療してはならない』という決まりがあります。このサイトでは、管理人が住んでいる東京都城東エリア(江戸川区、葛飾区、江東区、台東区、墨田区など)で診察している医院をピックアップ。それぞれ「訪問スピード」「治療内容」「安心感」で診療内容を評価してみました。訪問歯科選びの参考にしてみてください。

こばやし歯科クリニック

こばやし歯科クリニック_公式サイト

江戸川区にある訪問歯科のパイオニア的クリニックです。高齢者向けの歯科治療に力を入れており、ほとんどの医師が歯科補綴学(噛み合わせや入れ歯の専門分野)を修了しているなど、高度な治療技術を持っています。親しみのあるドクターの丁寧な診察なので、お年寄りでも安心して治療を受けられると評判です。

公式ページで詳しく見る

訪問スピード
翌日訪問が可能な数少ない歯科医(午前中に問い合わせれば最短当日訪問。他院は平均1週間程度かかる)。しかも365日問い合わせができるので、痛がっている患者さんを待たせることなく、すぐに駆けつけてくれます。
治療内容
訪問診療の全範囲をカバー。老年歯科の指導医、摂食・嚥下リハビリの専門医、口腔がんの専門医、ケアマネージャー資格医など、専門知識豊富な医師が訪問してくれます。嚥下内視鏡やポータブルX線装置など高度な訪問用機材も取り揃えています。
安心感
江戸川区のかかりつけ医として、実績豊富なクリニック。訪問医を指名することができるので、「また同じ先生に診てもらいたい」という要望にも応えてくれます。歯科治療以外にも、リハビリや食事改善などもサポートしてくれます。

サービス内容

  • 翌日
    訪問可
  • 365日
    対応
  • 専門医が
    在籍
  • リハビリ
    対応
  • 施設訪問
  • 交通費
    不要

住所

東京都江戸川区中央4-11-8 4F
(JR総武線「新小岩駅」から徒歩14分、都営バス「江戸川高校前」徒歩1分)

訪問地域

江戸川区、葛飾区、墨田区、江東区、松戸市、市川市、船橋市、習志野市、浦安市
休診日:なし

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ラビット歯科

ラビット歯科_公式サイト

ラビット歯科は、千葉県松戸市にある地域のかかりつけクリニック。訪問歯科に力を入れている「医療社団法人 立晴会」に属する歯科医院です。訪問歯科にかなり力を入れており、1日最大8名体制でシフトを組んで対応しています。日曜・祝日も駆けつけてくれるので、急に歯が痛くなっても大丈夫です。

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訪問スピード
1日に最大8名体制で訪問診療を実施。自覚症状がなければ申込から1週間以内の往診となりますが、急患ならば月~土曜は17時まで、日曜は14時までに連絡すれば当日中に駆けつけてくれるので、素早い対応も可能です。
治療内容
外来でできる治療はほぼ全て訪問歯科でも実施可能。義歯に関すること全般、一般歯科(虫歯・歯周病治療や歯石除去など)、嚥下障害に関しては専門の先生が往診します。使う機材は一般的なポータブルユニットです。
安心感
2005年開業。地域に根ざすアットホーム治療をコンセプトにしています。口コミ評価も高く、スタッフも明るく丁寧な応対が評判。訪問だけでなく送迎サービスを始めるなど、地域の高齢者に優しいクリニックです。

サービス内容

  • 翌日
    訪問可
  • 365日
    対応
  • 専門医が
    在籍
  • リハビリ
    対応
  • 施設訪問
  • 交通費
    不要

住所

千葉県松戸市日暮1-16-1 RG八柱ビル3F
(新京成線「八柱駅」から徒歩1分、JR武蔵野線「新八柱駅」から徒歩2分)

訪問地域

松戸市、野田市、三郷市、柏市、我孫子市、八潮市、草加市、流山市、沼南市、船橋市、浦安市、習志野市、葛飾区、足立区、江戸川区
休診日:なし

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西葛西歯科室

西葛西歯科_公式サイト

西葛西歯科室は、全国規模の訪問歯科ネットワーク「デンタルサポート」に所属しており、訪問歯科の経験や知識が豊富です。初めの歯科検診は無料なので利用者からの評判も良く、デンタルサポートが運営する老人ホームやリハビリセンターの紹介なども受けられます。

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訪問スピード
HPやパンフレットに記載がありませんでした。西葛西歯科室が所属するデンタルサポート(全国規模の訪問歯科ネットワーク)へお問い合わせください。治療を継続する場合は週1回ペースで往診してもらえるようです。
治療内容
外来治療とほぼ遜色ありません。ポータブルユニットを用いて一般歯科、義歯の修正・作成、誤嚥性肺炎を防止するための口腔ケア等を実施します。また、VE(嚥下内視鏡)を用いて嚥下障害を判断、訪問用レントゲンも用意しています。
安心感
「患者様の言葉・歯・地域を大切にする歯科医院」を理念に、訪問歯科も手掛けるようになりました。感染症対策やスピーディーな機材設営など、患者さんだけでなく、家族の方へのケアもしっかり行っています。

サービス内容

  • 翌日
    訪問可
  • 365日
    対応
  • 専門医が
    在籍
  • リハビリ
    対応
  • 施設訪問
  • 交通費
    不要

住所

東京都江戸川区西葛西6-16-4 エスペランス3F
(地下鉄東西線「西葛西駅」から徒歩1分)

訪問地域

江戸川区、葛飾区、墨田区、江東区、台東区、荒川区、足立区、中央区、港区、目黒区、品川区、松戸市、市川市、浦安市、船橋市、習志野市
休診日:日・祝日

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岡部歯科

岡部歯科_公式サイト

岡部歯科は、1981年から小岩で歯科治療を実施。インプラントや歯周内科を早い段階で開始したり、感染予防システムを徹底したりと、先進医療・最新設備を取り揃えた歯科医院です。江戸川病院との提携もしており、地域医療にかなり貢献している歯科医院です。

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訪問スピード
HPやパンフレットに記載がありませんでした。詳しくはクリニックへお問い合わせください。
治療内容
高齢者に必要な歯科治療はほぼ対応しています。義歯(入れ歯)の修正・作成、一般歯科(虫歯・歯周病・抜歯)、歯の噛み合わせ、口の乾燥や口臭などの悩みにも対応してくれます。提携医院の医科と連携した治療をしてくれます。
安心感
1981年に先代の院長が開業し、現在は意思を受け継ぐ若いドクターが診療を担当。スタッフさんの対応も丁寧で、高齢の方でも安心して治療を受ける事ができます。

サービス内容

  • 翌日
    訪問可
  • 365日
    対応
  • 専門医が
    在籍
  • リハビリ
    対応
  • 施設訪問
  • 交通費
    不要

住所

東京都江戸川区東小岩4-9-3
(JR総武線「小岩駅」から徒歩8分)

訪問地域

江戸川区を中心とした近隣エリア
休診日:水・日

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きみ歯科クリニック

きみ歯科クリニック_公式サイト

きみ歯科クリニックは、予防に重点を置いて治療をしている歯科医院。妊娠中の女性、歯が生えたばかりの0歳児から予防処置を行ってくれます。先生やスタッフは白衣ではなく柄物の服を着用しており、親しみやすさも◎。訪問歯科は江戸川区限定ですが、いざという時にはすぐに駆けつけてくれます。

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訪問スピード
基本的には申込から1週間以内の日程で診療日が決まります。ですが、訪問地域が江戸川区のみに限定されているので、急患ならばスピーディーな対応も可能!その後は週1回ペースでじっくり往診してもらえます。
治療内容
ポータブルユニットで出来る一連の一般歯科(虫歯・歯周病・抜歯など)、義歯の修正や作成などに加えて、嚥下障害や摂食障害を診療します。専門器具などについては特に記載はありませんでした。
安心感
2010年に開業、江戸川区の患者さんに信頼されるかかりつけ医を目指しています。歯科治療が苦手な方でも楽しく治療が受けられるように白衣を柄物にしたり、明るく楽しい雰囲気を外来・訪問共に重視しています。

サービス内容

  • 翌日
    訪問可
  • 365日
    対応
  • 専門医が
    在籍
  • リハビリ
    対応
  • 施設訪問
  • 交通費
    不要

住所

東京都江戸川区篠崎町2-3-19 KYパティオス1F
(都営新宿線「篠崎駅」から徒歩1分)

訪問地域

江戸川区のみ
休診日:日・祝日

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【東京&千葉】おすすめ訪問歯科クリニックNavi

エリア別おすすめ訪問歯科クリニック_エリアマップ 千葉葛南エリア 江戸川区 葛飾区 墨田区 江東区 台東区

訪問歯科を利用されている家庭の多くが、ケアマネージャーさんから歯科医院を紹介されています。ただ、ご家族の健康に関わることなので、評判が良く腕も良いクリニックをしっかり選びたいですよね!
ここでは城東エリアの各区+千葉県葛南エリアに対応したおすすめクリニックを紹介しています。ケアマネさんに相談する前(後)に、こちらでお近くの訪問歯科を探してみてください。